偏差値の低い日記

興奮したら更新します。

実写版おそ松さんをみた(とてもネタバレをしている)

SnowManのうちの6人が6つ子役、残り3人がオリキャラの物語終わらせ師を演じる実写版のおそ松さんを見てきた。僕はSnowManのオタクですが、おそ松さんの原作を見ていないので本当に触りのキャラ設定しか知らない。事前に少しくらい見ていけばよかったな…と思った。


おそ松さんをやる!となった時たぶん全オタクが「大丈夫なのかよ…」と心配したんだけど実写版あるあるの残念枠じゃ無かったんじゃないかなぁと思う。
いや、SnowMan映画ではあるんだけど原作リスペクトのある作品だったんじゃないかな。原作知らないくせにすんませんですが…

 

まず主題歌のブラザービートがめちゃくちゃ良くて、歌詞とかダンスにおそ松みを含ませながらもスノの楽曲としての完成度も高くてポップでキャッチーで面白い曲で何より本当に頭に残るので名曲だよ〜!スノシングル曲の中で個人的にめちゃ好き曲。あと1番Aメロのダテパート「6時起床から構築しよう」に続く目黒パートの「ムチャ早いな でも社会じゃ別に言うほど早くないか 社会やばいな…」という歌詞を聞くたびにそう、社会はやばい…と毎度思う。僕は6時には起きていませんが

 

 

で、映画ですけど、

 

 

「6つ子でもない6人が6つ子を演じる実写」という部分を初っ端から本人たちが「他人が6つ子って無理ある」「パーカーと髪型だけで認識される6つ子って何」と事前に断りを入れてくるのでこちらもそういう映画として観ることになる。

 

とにかくメタ視点を入れまくることで「これはこういう映画なんじゃ!許して!」ということを伝えていくうえに、そのメタを使って話を展開させていくのでお話の作り方上手いなと思った。

 

おそ松さんという世界に対してのメタツッコミを、オリキャラの物語終わらせ師がやっていく、けど6つ子に翻弄されておそ松世界に引き込まれてしまう終わらせ師を中立的な位置にいるトト子ちゃん、チビ太、イヤミが引き留めていくという構造で、おそ松世界と現実をかなり行き来していく構成になってるんだけど、この流れが話の中心で見せ所ではあれど、何度も何度も同じ流れを繰り返すからちょっと疲れた笑 


全体的に上手い作りになっているな…と思いながらも途中疲れてしまい、6人が徐々に集まってきて終わりが見えてホッとした(ごめん)

 

 

 

 

以下とてもネタバレを含む

 

 

 


ざっとしたあらすじは、「6人のうち1人が大金持ち夫妻に養子にされるチャンスが来て、その養子に選ばれるためにそれぞれが頑張る」という話だったはずが、おそ松とチョロ松/トド松と一松/カラ松/十四松 で別々に進んでしまうストーリーを「物語終わらせ師」の3人が無理やり終わらせて話を本筋に戻していくために介入していくんだけど、ストーリーを終わらせようとすると6つ子がなかなか終わらせてくれない という流れ

 

•おそ松チョロ松パートの爽やか切ない三角関係ラブストーリー(?)のヒロインのハル役の子が、ポパイのガールフレンド系で(本当に表紙やってた)、本筋のヒロインであるトト子ちゃん(アイドル顔)との作画が全く違って、キャスティングでストーリー分けるの上手いな!?と思った

 

•序盤の「パーカーと髪型だけで6つ子にするの無理あるじゃん」という本人たちからのツッコミが最後に効いてくるって思わないじゃん。栗原類くんが演じる役が6つ子にそっくり設定、なんなら6つ子が類くんのクローンって設定だったのに服と髪型を変えるだけで他人じゃん!!となってしまうの本当に上手い使い方だ

 

•物語終わらせ師とは…となってたけどおそ松さんという世界に上手くハマるオリキャラとして良い設定だった気がする。てか渡辺翔太がめちゃくちゃ渡辺翔太をしていて別にウケ狙いタイミングでなくても笑ってしまった 渡辺翔太、常に渡辺翔太 本当に可愛い29歳だな…

 

•十四松は何故過去へ…?と思ってたけど88歳のプルプル渡辺エンド翔太を召喚させるために十四松は過去へ行ったし、ラブストーリーはループ物だったんだなと思った プルプル歩くの楽しそうだった

 

•メタを使って実写というハードルを上手くまとめる話の構成は本当に良かったと思うんだけど、それぞれのストーリーがとにかく長くて本当に疲れた。笑 キャラを演じるスノのみんなを魅せるために長尺だったのかもしれないけど
あとあんだけ長くないとメタ視点上手く入れられなかったのかな?ちょっとその辺はわからない

 

•最後6つ子が話を変えて、変えて、変えまくった先で、過去が変わったので6つ子のうち一人を養子にしたがってた大金持ちが「おばか」になってしまう(ハタ坊というキャラだった!)というやつ、ちょっと大丈夫かなぁ…という表現でそこで少しモヤった
ハタ坊って原作でもあんな感じなのかな

 

•この映画を観た後にブラザービート聴くと歌詞割が的確というか、6つ子側(世界観)と終わらせ師側(ツッコミ)だな!?となった

 

おそ松さんってよくパロディ入れるイメージがあったんだけど、ジョーカーパロとかイカゲーム的要素とか(あれはどちらかというとライアーゲーム…?)パロ入っててここもリスペクト要因なのかなぁと思ったけどわかりません

 

私は原作を見ていないので生半可なことは言えないが、なんか6つ子に見えたよ。スノのみんながひとつひとつのキャラを愛して解釈して演じていたのが伝わってきた。原作がビッグなコンテンツだからプレッシャーがあっただろうに、良く演じ切ったよ!と私は思った。どうですかみなさん(急な問いかけ)


康二くんのおそ松、スノで道端うんことか野ションをやり切れんのは向井康二だけだ

 

カラ松ひかる、筋肉ナルシバカをやり切るひかる、多分撮影中ニッコニコだったのが伝わるひかる

 

てか康二とひかる顔似てるな!?と急にはじめて思った

 

一松のふっか、ビジュアルが寄せまくりでよかった。ジト目猫背なのに骨格がいい

 

チョロ松の目黒蓮、めっっっっちゃ可愛かったんだけど!!!目黒蓮が良いのか、チョロ松のキャラが好きなのか?

 

トド松のラウ、ずっとお目目きゅるきゅるでラブリーな末っ子だった…あといつだって脚が長い

 

十四松のさくまくん、原作のことを思って思って思いまくってキャラ作りをしたんだな…序盤でおそ松をおいてく時におどおどしちゃうとこめっちゃキュートだった…

 

渡辺エンド翔太はおそ松にしてやられた後毎度ふにゃふにゃしててコラー!となった
あとどっかで「はい!!」って元気に返事して駆けつけるとこ、何その元気な返事ってなった可愛い

 

ダテピリオドもカラ松にしつこくされてアセアセしてんの可愛かった ダテの戦闘シーン、元気が出たからたくさん戦闘してほしい ダテ〜

 

アベクロ、エセ関西弁のなんか信用できないやつ感めっちゃウケた。アベって1番常識人なはずなのになんであんな信用できなそうな役が似合うんだろ笑

 

終わり