WILDがめちゃくちゃWILDだったんですけど。
いや意味わかんないけど、WILDめちゃくちゃWILDでした。
人の記憶とは儚いもので、鑑賞したのは昨日なのにもう細かい部分を忘れてしまっている・・・。けれど本当に素晴らしい舞台だったので、微かな記憶を頼りに備忘録をば。
まず裕翔くんを始めとする演者のお三方、やべ～勢いですげー量のセリフを言いまくる。
裕翔君なんて始まってから終わるまで出ずっぱりなのに。あれを1日2公演やるってのは、並大抵の努力じゃ無理だし、体力の消耗もすごそうだし、精神力がマジヤバ100％。よく眠れそう、よく眠ってくれ裕翔りん。
予習した時は、舞台のテーマは「監視社会にどう向き合っていくか、どう対処していくのか」的なスノーデン的立ち位置だと思ってたんだけど全然違ったわ。アンドリューは、自分の信じる「アメリカ合衆国」を、より良いものに変えることができると信じて、この告発をきっかけに国民が動くと信じて、命がけで行動したわけだけど、結局は何も変わらない世界がそこにはあったわけで。
「何を根拠にして、何を信じていくのか」とか「自分が信じているものは果たして本物なのか」とか、自己と他者とのギャップに気づき、葛藤しているアンドリューという心情的部分によりフォーカスした舞台だったのだなと。
ちょっと自分で何書いてるかわかんなくなってきたから舞台を観ていて気になったことをツラツラと・・。
まずやたら電話について触れるのが気になった。
携帯電話が没収される/部屋に備え付けの電話で「彼女に連絡しなさいよ」としつこく言う女/かけようとするも電話はつながらず、「電話線を切った」という女/「電話はかかってくるかも、こないかも」とアンドリューを揺さぶる女/「電話なんてかかってこない」と断言する男
なんか他にもあった気がするけど、結局アンドリューは電話の中身がスピーカーのみということに気づいたことから、このホテルの一室は、ホテルの一室なんかではないと気づくんだけど、あの男女はアンドリューに違和感を覚えさせようとしてやたら電話に注目してたんですか？なんなんですか？
それから裕翔りんの圧倒的背筋美・・・・。背中だけを24時間見ていたい。なんかさ、腰のところの背骨すっげーポコポコしてなかった！？あれを目撃してから、裕翔りんの背骨を触りたいという邪な気持ちがいつまでたっても消えねえ・・・。あと肩の筋肉の隆起具合・・・。メロい・・・。
あと、詳細忘れたけど一番印象に残ったセリフは、女が言った「世界中の人がプライバシーを自らさらけ出すような世界になるとはだれも予想しなかった」的なやつで、確かにそうだよな・・・と思った。今やFacebookやTwitter、Instagramで自ら自分の名前、年齢、所属はもちろん、いつどこで何を誰とやったとかそんな詳細までツラツラとさらけ出してさ。スノーデンは「プライバシーは！自分で守る！勝手に侵害されるのは心外だ！（ラップ）」って警告を鳴らし続けているけど、そんなの知ったことかってくらいダラダラ垂れ流しにしてさ。そんな世界じゃ、そりゃあ重大な告発をやっても響かないよな、というね。（感想の陳腐さヤバ）
あとは最後の舞台装置のどんでん返しだよね。セット斜めってんのに、斜めってるセットの上の備品たちと裕翔りんは水平を保ってんのスゲ～～～～～～～！！！！！なんで～～～！！！！！って100均で買ったヤバチープな双眼鏡で必死に見たよね。裕翔りんの体幹すげーし、くっついたボールはマジックテープ？コップには磁石が仕込まれてたの？かかったタオルはなんで重力に負けないの？なぜ～！すげ～！大道具のみなさ～～～～～～ん！！！！！！！！！って感じだった。裕翔りん高所怖くない？コンサートで慣れてるから大丈夫？って謎の心配もしてしまった。
え、、、ヤバくない？この学の無さ丸出しな感想と、記憶力の無さヤバくない？当たり前だけどプロが書いたレポ見て愕然とした。
でも本当に面白くて引き込まれる舞台だったので、何度でも繰り返し見たいなと思った。本にしてほしいし、映像にも残してほしいけど、舞台は「生もの」であることに意味があるからなあ・・・。でももう一回みたいなあ・・・。
圧倒的美だった裕翔りん、舞台中はまったくアイドルを感じなくて、役者中島裕翔を全うしてた。そんな裕翔くんの良さがギューっと詰まった舞台だった。Twitterで、カテコの最後にフード被って笑顔になった瞬間、アイドルに戻った裕翔りんを感じれた・・・！という感想を見たけど、わたしの席からはフード裕翔りん見えなかった！！！！惜しい！！悔しい！！でも役者中島裕翔のままで締めれたのもそれはそれでよかったです。
おわり。
P.S.
グローブ座備え付けクッションはどこに設置するのが正解なの？尻に敷くの？背中に挟むの？
